「今の利用枠だとちょっと足りないな…」 そんなとき、スマホから手軽にできる「増枠(増額)申請」はとても便利に見えますよね。
でも、ちょっと待ってください。
実は、良かれと思って申請した増枠がきっかけで、逆に利用停止(借入可能額が0円)になったり、限度額が減らされてしまったりするケースがあることをご存知でしょうか?
「枠を増やしたいだけなのに、使えなくなるなんて!」と驚かれるかもしれませんが、これは金融の仕組み上、誰にでも起こりうることなのです。
今回は、au PAY スマートローンで増枠申請をする前に必ず知っておきたい、審査のリスクと具体的な注意点について、わかりやすく解説していきます。
なぜ増枠申請で「利用停止」になるの?
まずは基本的な仕組みからお話ししますね。
増枠申請をすると、単に「枠が増えるかどうか」だけをチェックされるわけではありません。
このタイミングで、カード会社は「再与信(途上与信)」という本格的な再審査を行います。
これは、「今のこの人に、これ以上お金を貸しても大丈夫かな?」「今の返済能力はどうかな?」ということを、現在のデータに基づいて厳しくチェックする作業です。
この審査の結果、「今の枠でもリスクが高い」と判断されてしまうと、増枠どころか現在の利用枠の削減や停止という措置が取られてしまうのです。
これは、いわば「寝た子を起こす」ような状態と言えます。
では、具体的にどのような状況だと危険なのでしょうか?
主な4つの原因を見ていきましょう。
1.「天井張り付き」の状態になっている
ひとつ目の理由は、業界用語で「天井張り付き」と呼ばれる状態です。
これは、常に限度額いっぱい(天井)まで借りていて、返済してもまたすぐに借り入れ、残高がなかなか減らない状態のことを指します。
この状態で増枠を申し込むと、審査担当者はこう考えます。
「枠が足りなくなったから増やそうとしているんだな」
「お金に困っていて、返済の自転車操業になっているのではないか?」
その結果、「これ以上の貸付は貸し倒れ(返済されなくなる)のリスクが高い」と判断され、逆に枠を制限されてしまうのです。
2.他社からの借入状況が変化している
au PAY スマートローンの審査では、自社の利用状況だけでなく、他社の利用状況も信用情報機関を通じてチェックされます。
ここも大きなポイントです。
たとえば、以下のような変化はありませんか?
・他の消費者金融やカードローンでの借入が増えている
・クレジットカードのキャッシング枠を頻繁に使っている
これらが見つかると、法律で定められた「総量規制(年収の3分の1以上の借入制限)」に引っかかる可能性が出てきます。
また、単純に「あちこちで借りている=支払い能力が下がっている」とみなされ、減額の対象になります。
また、au PAY カードは「三菱UFJニコス」系列です。
もし同じニコス系列のクレジットカードやローンで借入が増えている場合も、グループ全体の判断として枠を減らされる一因になり得ます。
3.返済履歴と収入の変化
もちろん、日々の返済状況も重要です。
・返済の遅れ 支払いの遅延がある場合は論外ですが、一度も遅れていなくても要注意です。「借りては返す」を繰り返していて元金が減っていない場合も、やはり貸し倒れ予備軍として警戒されます。
・収入の減少 契約時よりも年収が下がっている場合、あるいは転職などで勤続年数がリセットされている場合も、「返済能力が落ちた」と判断されて減額される要因になります。
4. 突然「返済専用」になるケースも
増枠申請とは少し違いますが、似たようなリスクとして知っておきたいのが「返済専用(ご利用可能額0円)」への変更です。
追加で借りるために一部を返済した直後、枠が復活すると思いきや、突然「利用可能額0円」と表示されてしまう…。 これは、再審査やシステムによる自動検知で「これ以上の貸付は危険」と判断され、事実上の利用停止措置が取られた状態です。
一度この状態になると、信用状態が回復するまで新たな借入はできず、ひたすら返済だけを続けることになります。
【まとめ】増枠申請のリスク一覧
ここまでの内容を整理してみましょう。
| チェック項目 | 審査での判断リスク |
|---|---|
| 限度額いっぱい(天井張り付き) | お金に困窮しており、貸し倒れのリスクが高いと判断される。 |
| 他社借入の増加 | 総量規制オーバーや、多重債務による返済能力の低下を懸念される。 |
| 系列カードの利用 | ニコス系列など、関連会社での借入状況もマイナス評価につながる。 |
| 借入残高が減らない | 「借りては返す」の繰り返しは、資金繰りが悪化している証拠と見られる。 |
増枠申請は「健康診断」のようなもの
最後に、わかりやすい例えでイメージしてみましょう。
増枠申請というのは、銀行に対して「もっとお金を貸してほしい」とお願いしに行くと同時に、自分から進んで「精密検査(再審査)」を受けに行くようなものです。
健康状態(返済能力)が万全なら、「健康だからもっと活動(借入)しても大丈夫ですね」と枠が増えます。 しかし、もし隠れた不調(他社借入や収入減)が見つかれば、医師(審査担当者)はこう言います。 「これ以上無理をさせると倒れてしまいます。今の活動(借入)も制限して、治療(返済)に専念しましょう」
その結果が、利用停止や減額という措置なのです。
おわりに
「今月ちょっとピンチだから枠を増やしたい」という時こそ、実は一番審査が厳しくなるタイミングでもあります。
もし、ご自身の状況が今回ご紹介した「天井張り付き」や「他社借入の増加」に当てはまる場合は、不用意に増枠申請をするのは避けたほうが無難かもしれません。
まずは現在の借入残高を少しでも減らし、「この人は余裕を持って利用しているな」という実績を作ってから検討することをおすすめします。
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