フクホーから突然「根抵当権設定」の書類が届いた?
消費者金融のフクホーでキャッシングの申し込みをしたところ、思いがけず「根抵当権設定」に関する契約書類が届いて戸惑うことがあるそうです。
急いでお金が必要で申し込んだものの、書類が届くまでに日数がかかってしまい、すでに他の方法でお金の工面ができてしまったというケースは珍しくありません。
また、20万円程度の少額融資を希望していたにもかかわらず、自宅などの不動産を担保にするための書類が含まれていると、「本当にこのまま契約しても大丈夫なのだろうか…」と強い不信感や不安を抱いてしまうのは当然のことです。
実際に、インターネット上でも、「ブラック状態で申し込んだら、根抵当権の書類が送られてきて怖くなった」「契約をやめたいけれど、無視してもいいのか、それとも電話で断るべきか悩んでいる」といったリアルな声が寄せられています。
そもそも消費者金融のフクホーとは?
フクホーは、大阪に拠点を置く中堅の消費者金融です。
創業から50年以上の歴史があり、日本貸金業協会にも加盟している正規の貸金業者ですので、決して違法な闇金などではありません。
大手消費者金融の自動審査とは異なり、担当者が一件ずつ手作業で審査を行う「独自審査」を採用しているのが特徴です。
そのため、過去に債務整理の経験がある方や、他社の審査に落ちてしまった方(いわゆるブラック状態の方)に対しても、現在の返済能力を見極めた上で柔軟に融資を行ってくれることで知られています。
しかし、柔軟な審査を行ってくれる反面、貸し倒れのリスクを下げるために、審査結果によっては不動産などの担保を求めてくるケースも存在します。
これが、思いがけず「根抵当権設定」の書類が届く背景です。
なぜ20万円の借入で家を担保にする書類が届くの?
そもそも「根抵当権(ねていとうけん)」とは、極度額と呼ばれる一定の枠を決めておき、その範囲内で何度でもお金の貸し借りができるように不動産を担保とする権利のことです。
一般的なカードローンなどの無担保融資とは大きく異なります。
では、なぜフクホーからこのような書類が届いたのでしょうか。
考えられる主な理由は以下の通りです。
- 過去の信用情報の履歴から、無担保での融資は難しいと判断されたため
- 申し込み時に持ち家があることを申告しており、不動産担保ローンとしての審査が行われたため
- 確実な返済保証を確保することで、審査を通過させやすくする金融機関側の条件提示であるため
どうしても信用力に不安が残る場合、貸す側としてもリスクを最小限に抑える必要があります。
そのため、「ご自宅などの不動産を担保に提供してもらえるのであれば、融資が可能ですよ」
という一つの提案として、書類を送付することがあります。
決して悪意のある手続きではありませんが、借りる側がその条件に納得できないのであれば、無理に契約を進める必要は一切ありません。
契約をやめたい場合、そのまま放置・スルーしてもいい?
「契約書類にサインしなければ契約は成立しないから、そのまま放置しておけばいいのでは?」と思うかもしれません。
また、「電話をすると引き留められそうで嫌だ」「うまく言いくるめられてしまいそう」という不安から、連絡をスルーしたいと考える人もいるようです。
しかし、結論から言うと、書類を放置したまま無視し続けることはおすすめできません。
その理由は以下の通りです。
- 確認の電話がかかってくる可能性がある
- 個人情報が残ったままになる
- 今後の申し込みに影響する可能性
金融機関側は「書類が無事に届いているか」「記入方法でわからないところはないか」を確認するために電話をかけてくることがあります。
無視し続けると着信が続き、余計にストレスを抱えることになります。
キャンセルの意思を明確に伝えないと、審査のために提出した個人情報や申し込みデータが「手続き中の案件」として中途半端な状態で長期間保管される可能性があります。
万が一、将来的にまた関連する金融機関を利用したくなった際、「過去に連絡もなく手続きを放棄した人」という記録が残り、心証を悪くしてしまう恐れがあります。
契約をする意思がないのであれば、はっきりと「今回は契約を見送ります」と伝えるのが一番の解決策であり、結果的にあなた自身の気持ちを最も早く楽にする方法です。
うまく言いくるめられずにキャンセルする具体的な方法
とはいえ、電話をかけて引き留められたらどうしよう…と不安に思う方も多いでしょう。
相手も営業のプロですから、「せっかく審査に通ったのにもったいないですよ」などと提案してくる可能性はゼロではありません。
しかし、不動産を担保にするという重大な契約です。
あなたが納得していない以上、毅然とした態度で断ることが大切です。
うまく言いくるめられないためのポイントをいくつかご紹介します。
結論を最初に、短くはっきりと伝える
電話がつながったら、まず自分の名前を名乗り、すぐにキャンセルの意思を伝えましょう。
「〇〇と申しますが、先日送っていただいた書類の件でご連絡しました。
今回は事情が変わったため、契約はキャンセルでお願いします。」と、シンプルに伝えるのが一番です。
キャンセルの理由は「他で解決した」が無難
もし「どうしてですか?」と理由を聞かれたら、正直に「根抵当権がつくのが嫌だから」と答えても構いませんが、そうすると交渉の余地を与えてしまうかもしれません。
一番引き下がってくれやすい理由は、「急いでお金が必要でしたが、親族に借りて解決しました」「他でお金の工面ができました」というものです。
すでにお金が必要なくなっている相手に貸し付けを行うことはできないため、担当者もスムーズに引き下がってくれるはずです。
送られてきた書類の処分方法を確認する
キャンセルの意思を伝えた後は、「手元に届いている契約書類一式は、こちらで破棄してしまってよろしいでしょうか?それとも返送が必要ですか?」と確認しましょう。
多くの場合は「ご自身でシュレッダー等にかけて破棄してください」と言われますが、指示に従って処分することで、手続きが完全に終了したという安心感を得ることができます。
まとめ:迷ったときは勇気を出してキャンセルの連絡を
フクホーから突然「根抵当権設定」の書類が届き、驚いてしまうのは無理もないことです。
特に20万円という金額に対して自宅を担保に入れるというのは、リスクが大きいと感じる方が大半でしょう。
申し込み後にお金の工面がすでについているのであれば、なおさら無理をして契約を結ぶ必要はありません。
電話をするのは少し勇気がいるかもしれませんが、放置してモヤモヤした日々を過ごしたり、確認の電話に怯えたりするよりも、たった数分の電話で「キャンセルします」と伝えるだけで、すべての不安から解放されます。
「親族から借りられたので、今回は必要なくなりました。書類はこちらで破棄しておきます。ありがとうございました。」
この一言だけで大丈夫です。
うまく言いくるめられるのではないかという不安は手放して、ぜひ今日、あるいは次の営業日にでもキャンセルの連絡を入れてみてください。
きっと「もっと早く電話しておけばよかった」と肩の荷が下りるはずです。
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